過去にも書いたが、看護師の嫁は「片付ける」という能力が欠如している。出したら出しっぱなし、使っても元に戻さない、ごみは机の上に投げっぱなしで堂々としている。
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片付けられない看護師の嫁に進んで洗い物をさせる方法
僕はこれまで何度も改善を訴えてきた。しかし片付けては散らかるの繰り返しで、なかなか満足な成果を上げることができなかった。
それが最近ちょっとしたきっかけで、ある改善が見られたのである。
なんと洗い物をためずにすぐ洗うようになったのだ!
(ノД`)
あきれるかもしれないが、我が家にとっては大進歩である。あまりにも嬉しいのでブログに書いておこうと思う。
洗い物がたまる毎日
我が家は料理道具と食器洗いを翌日に回すことが多かった。そして翌日は、たまっている洗い物を見て作る気がなくなり、外食になるパターンが多かった。ひどいときは3日ぐらい洗い物が放置されるときもあった。僕が洗おうとしても、「私が洗ってないみたいじゃないの!」と言って洗わせてくれない。
これは嫁が悪いのではない。それでも積極的に洗おうとしなかった僕に責任があるのだ。
使い終わった食器をすぐ洗おうと決めた
今年になって僕はある目標を立てた。料理道具は料理中になるべく洗ってしまうこと。そして食事が終わったらすぐ食器を洗うこと。コーヒーを飲んだコップだけでもすぐに洗うこと。とにかくすぐ洗うこと。
これをコツコツと毎日実践した。嫁が料理を作るときは、使い終わった道具をすぐに洗ってあげた。食後の皿洗いも率先してやった。
自分で洗い始める嫁
すると驚くべき変化が起きた。なんと嫁が料理を作りながら、使い終わった鍋などを自分で洗っているのだ!さらにコーヒーカップなども飲み終わったら素早く洗うようになったのである。
嫁に強要するつもりはなかったし、洗い物は自分がやろうと思っていたのでこれには驚いた。一日だけだろうと思っていたら、もう何日も継続している。嫁に心境の変化を聞いてみた。
「すごいじゃないか。どうしたの?」
「あなたのまねしてるの」
「えっ」
この一言がどれだけ嬉しかったことか。
北風と太陽
そうか。これは北風と太陽だ。やってくれといくら言っても聞きやしない。ならば自分からやるように仕向けてやればいいのだ。このケースで言えば、僕がすぐに食器を洗うことで、嫁も自分もやらなきゃという気持ちになったのだ。
D・カーネギーの名著「人を動かす」にも書いてある。
今回は狙わずして良い結果を得た。この経験を生かしてこれからは感情的にならず、何事も包み込むように嫁に接していこうと思うのであった。