看護師のアセスメントとはどういうものか。
嫁と近所の中華料理屋に行く途中、行き倒れに遭遇した。
実際は行き倒れではないが、テレビか漫画でしか見たことないような見事な倒れ方だった。
看護アセスメントとは
その前に、看護アセスメントがどういうものか勉強のために調べてみた。
- 看護アセスメントとは、患者の状態を把握するために必要な情報(判断材料)を集めて、それらの意味を考えること。
- 判断材料は客観的情報と患者の主観的な情報の両方を集める。
- 得られた情報から目の前の症状の原因を考え、判断する裏付けを取っていく。
- 今後起こりうる状況を予測し、どうするべきかを判断する。
- 看護アセスメントは判断の意味合いが大きい
- 経験の差も大きく影響する
要するに状況を整理して色々判断していくってこと。
看護師のアセスメントを見よ
冒頭のシーンに戻る。
家の前で人が倒れている。状況は上手く描けないが↓こんな感じ。驚いた嫁はすぐに駆け寄り、その人に問いかけた。
「どうしました?大丈夫ですか!?」
「・・・・」
( ´Д`)
「大丈夫ですか?起きれますか?」
「うう・○△×□×〇×■」
( ´Д`)
返事はムニャムニャしている。どうやら酒に酔っている様子。しかし杖が落ちているし足も悪そう。嫁は問いかけを続ける。
「自分で起きれますか?どこか痛いですか?」
「ううむ○△×□×〇×■」
( ´Д`)
返事がよく聞き取れないが少しずつ返事が返ってきた。嫁は根気よく話しかけ続ける。
そしてついに
「ちょっと座ってみますか?」
「ううむ、いいか・・ら・・大丈ムニャ」
( ´Д`)
酔っ払いはついに根負けしたのか返事を返し始めた。僕の目から見て、このとき嫁は完全に酔っ払いを自分のコントロール下に置いていた。
「自分で帰れますか?ちょっと座ってみましょう」
「う~、お、起きれないんじゃ」
( ´Д`)
「手を貸します」
「手貸してくれるのか、、ありがとう」
( ´Д`)
「気を付けて帰ってくださいね。それじゃあ」
「・・・・」
看護師ってすごいわ!
プロの看護師のすごさ
まるでテレビドラマのワンシーンを見ているようだった。こういうのを看護アセスメントというんだけど、看護師が「命の現場で働いている」ということがよくわかった。
嫁がちょっとだけ白衣の天使に見えた出来事だった。
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