看護学生の指導で怒ったことありますか?
鬼軍曹と呼ばれながらも普段は滅多なことでは怒らない看護師の嫁。ですが、先日学生たちに久々にキレたそうです。
何があったのか?
学生の授業態度に疑問
最近看護師の嫁は、週に1.2回学生指導で学校の授業に顔を出すことがある。教壇に立って授業をしているわけじゃないけど、先生の手助けをしたり学生たちの補佐の仕事をしているらしい。
ある日のこと。仕事が終わった嫁が興奮して話してきた。
「今日ついに鬼軍曹が出ちゃった」
「鬼軍曹?なんか久しぶりだな」
「今日学生指導の日だったんよ。授業に出たわけよ。そしたら授業が始まってもみんな全っっ然集まらなくてさ!15分過ぎてもまだ遅れてくる子がいてさー!もうその時点でなんなの?って思ってぷりぷりしてたわけ!」
「あ、・・うん」(察し)
学生たちの授業態度に腹がたっているらしい。こんな時は全部吐き出させてやるのが嫁に対する愛情というものである。僕は大人しく聞くことに決めた。
そんなことでいいと思ってるの?
嫁の話は止まらない。
「しかもさー!授業中におしゃべりしたり爪切ったり髪の毛まとめたりしてるの!次の授業で演習があるからなんだけどね。おいおいと。ちょっと待てと。お前ら今それをやるのかと!遅れてきた挙句授業聞かずにそれはないでしょうと!私ぷりぷりぷりぷりしててさああーーー!!ヽ(`Д´)ノ」
「う、うん」
「それでとうとう我慢できなくなって言っちゃった」
「な、なんて言ったの?」
「『あなたたちの態度はそれでいいんですか!?』って。『大事な授業に遅れてきた上に授業も聞かずにそんなことでいいと思ってるの!?』って。『他の授業を準備の時間に使って真面目に聞いてないって授業態度はどうなんですか?』って思いっきり言ってやったの」
「う、うん」
「そしたら教室がシイイーーーーンとしてさ。さっきまで笑ってた学生たちが急に静まり返っちゃった♡」
「まあ、学生たちもビビっただろうね」
「ビビってたね~w」
「はは・・。それは教壇に立って言ったの?」
「ううん。私は教室の後ろで見てたんだけどね。余りにも目に余るから先生に『ちょっとひとこと言いたいのでマイクお借りしていいですか?』って言って注意したの」
「ほえ~。勇気あるね~」
「先生にもあとから『今日の授業はピリッとしてたねー!』って言われたよw」
「そうかそうか。がんばったな~」
話し終わってなぜかご機嫌な看護師の嫁。
すべて出し切ったのか、実に気分よさそうにイオンで買い物をするのであった。
ε≡≡≡≡ヘ( ゚∀゚)ノ
叱ること注意すること
今回の件は、本来は教壇に立つ先生が注意すればいいことなんだけど、全然注意しないから見るに見かねてということだ。
本当は嫁も言いたくなかったに違いない。
学生にしたら怖いと感じたに違いない。
でもそれは、看護師の先輩として、ちゃんとした看護師になってほしいから心を鬼にして言ったのだろう。学生たちのために。嫌われるのを覚悟で。
指導する方も大変なのである。
次の演習では最初生徒がビビって近寄ってこなかったけど、次第に集まってくれて色々質問してくれたそうだ。(´▽`) ヨカッタヨカッタ
★ ★
僕はこの話を聞いていい話だなーと思った。
そして頑張る嫁のナース姿を見てみたいと思ったが、実際に怒ってる所を見たらビビるのでやっぱり見たくないなと思ったのであった。(笑)