看護師と付き合って困るのが医療の専門用語である。
本人たちが普通に使っている言葉が、僕たち一般人には意味がわからないことが多々あるのだ。そこで今回は僕が、これまでに困った経験がある看護師の専門用語を解説しよう。
看護師がプライベートで使う専門用語あるある16個
- 準夜
看護師と付き合って一番わけがわからないのがこのシフトの用語である。準夜とは準夜勤のことで16時から24時までの勤務を指す。嫁にシフトを聞くと「えーと深深準×だよ」とかわからないことを言うのだが安心してください!そのうちわかるようになりますよ。
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看護師の勤務表(シフト)が理解不能すぎて頭がはげてきた! - 入り
入り(いり)とは夜勤に入る日のこと。同じ夜勤でも連続夜勤が始まる初日を入りという。
- 深中
深中(しんなか)とは深夜勤と深夜勤の間の時間。深夜が終わって帰ってきたけどその日の夜も夜勤があるんだよって状態を指す。要するに夜勤to夜勤の間ってことです。旦那としては睡眠の邪魔をしないよう注意したい。
- 明け
明け(あけ)とは深夜明けのこと。夜勤が終わって休みに入る日のことを指す。夜勤明け看護師はテンションが相当高い。財布の紐もかなりゆるむ。
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看護師の夜勤明けの過ごし方あるある20個 - 4日勤
4日勤(よんにっきん)とは普通に日勤が4日続くこと。会社員の感覚では普通のことだけど、看護師にとっての4日勤はとても疲れるシフトらしい。もし彼女に「明日から4日勤だよ」と言われたら徐々にでいいので労われるようになりたい。
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日勤と夜勤はどっちが楽?看護師の勤務体制 - ついてる
自分がシフトに入っているときに患者さんがよく亡くなること。霊のような疫病神のようなそういうものが憑いてるという意味。ラッキーの意味ではない。看護師の彼女に「私最近ついてるみたいなの」と言われたら厄払いに出かけるのもよい。
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看護師と一般人の違いあるある11個 - 急変があって
急変とは患者さんの容体が急に変化すること。看護師の彼女がデートの約束の時間に連絡もなく遅れて来るときは帰る前に急変があった可能性が高い。急変は命の危機にかかわることが多いので看護師も相当疲れている。やさしく労わってあげよう。
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看護師が急変によく当たるときの対処法[お払い] - 満床
満床(まんしょう)とは病院のベッドが入院患者で全部埋まっている状態。要するに病棟が一番忙しい状態である。プライベートでもつい出てしまい、ホテルを取る時に「ここも満床かー」と言われたりする。 - 頻コール
頻コールとはナースコールが頻繁に鳴る様子。患者さんがありえないほど頻コールしてきて、などと使う。いつかのコメントにあった「腹いせにファミレスのコールボタンを頻コール」には笑った。
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看護師のナースコールあるある14個 - 頻回
同じ頻シリーズで頻回(ひんかい)というのがある。回数が多いことを表す言葉だが、医療用語なのか知らないけど、僕は嫁と出会うまでこの「頻回」という言葉を一度も使ったことがなかった。 - 頻尿
同じく頻尿(ひんにょう)という言葉もある。頻繁に尿が出る、つまりトイレが近いという意味だ。看護師にとっては普通の言葉らしいが一般人にとっては病気や加齢をイメージする微妙な言葉だ。嫁に「昨日から頻尿なのよ」と言われてショックを受けたことがある。
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看護師の嫁が「頻尿なの」と言ってきたときの対処法 - ダイブ
胸ポケットのボールペンが交換中のおむつに落ちること。大切なボールペンがダイブしたときのショックは尋常じゃないらしい。看護師が業者がくれた3色ボールペンをよく使う理由のひとつとされる。
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看護師におすすめ3色ボールペン(業者)の良いところ3つ - プリセプター
新人看護師の専任の教育係のこと。マンツーマンで指導し、教える方はプリセプター、教えてもらう方をプリセプティという。看護師なら誰しも通る道であり、嫁もよく「プリの子から相談された」とか使ってくる。
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悩みも不安も!看護師のプリセプターあるある16個 - リーダー
シフト勤務でその日のメンバーのリーダー的存在になる人。全体を見ながら指示をしたり仕事を回す役割。順番にみんな経験する。全体の監督になるため体力的には楽なケースが多いらしい。「今日リーダーだったんだけどね」などとプライベートでもかなり頻回に出てくる単語。
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リーダー看護師の仕事と役割とは? リーダーあるある15個 - 血栓ができるから
看護師の嫁とロングドライブに出かけると、一度はこの「血栓ができるから」を聞くことになる。血栓とは血液の中に血のかたまりができること。長時間同じ体制で運転し、足を固定していると、血液の流れが止まってしまい血栓症になることがある。エコノミー症候群というやつである。嫁は適度なタイミングで「足を動かしてー。血栓ができるから」と注意してくれるのである。 - ロキソニン
鎮痛剤といったらバファリンやイブA錠しか知らなかった僕に嫁が出してきたのがこのロキソニンである。テレビCMのおかげで今でこそ一般的になったが、少し前まではロキソニンは一般的ではなかった。当時も「なにこれ?聞いたことないけど怪しい薬か?」と思ったものだ。看護師なら知ってて当然の薬らしい。
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看護師がおすすめするロキソニンの効果と注意すること
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思いつくままにあげてみました。もっと出てきそうですが今回はこの辺で。
あると思います。
(σ´∀`)σ