こんにちは。でるです。
読者の看護師さんからメールをいただきましたのでご紹介します。
急変対応の研修についての相談です。
急変対応の資格取得について
お名前:パルプンテさん
でるさんこんにちは!
今回はちょっと真面目な質問を皆さんに聞いてみたいと思い、メールしました。
私は呼吸器内科、循環器内科、血液内科、小児科外来勤務です。業務的にルーチンワークになっていますが、1か月に1回くらいの割合で外来処置室で急変があります。その都度なんとか乗り越えていますが、やはり自分の経験も少なく看護師の配置も最低限に抑えられているのでスタッフにも頼りづらい現状があります。
それを踏まえ今ACLSかICLSどちらを受講したらいいかわからなくて迷っています。でるさんの奥さんやブログを見ている皆さんに助言いただきたく投稿します。よろしくお願いしますm(__)m
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パルプンテさんメールありがとうございます。
「ACLSとICLSのどちらを受講しようか悩んでいる」
とのこと。資格取得なんて偉いですね!
(。ゝ∀・)b
読者の看護師さんの中に同じ分野だったり、経験者の方がいらっしゃったらアドバイスをいただけると幸いです。
ご協力よろしくお願いいたします。
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急変対応だけならICLSお名前:なつさん
ちょうど今ACLS受講のため猛勉強中の看護師です。私はICLSのインストもっています。私としては、急変対応だけならICLSで充分だと思います。ICLSでは、急変時使用する基本的な技術や流れを習得できます。
基礎はICLS、より深く学ぶにはACLS
お名前:さきさん
基礎から学びたいのであればICLS、より深く循環器領域に踏み込んで(重症不整脈など)学びたいならACLSではないでしょうか?私は基礎から心停止発見の初動から慌てず動けるようになりたいので、とりあえずICLSから学んで、インストコース真っ只中です(´-ω-`)
ICLS受講後にACLS受講がオススメ
お名前:Mamiさん
こんにちは☆いつも楽しみにブログを拝見させてもらっております。普段は慢性期病棟で勤務、時々救急外来でお手伝いさせてもらっています。ICLSのインストラクターをしておりまして、ぜひオススメしたくてコメントさせて頂きました。
ICLSは、成人の心原性の心停止における研修です。急変時対応の基礎的な動きを学べます。また日本救急医学会のガイドラインに基づいて行われます。ACLSはアメリカ心臓協会に基づいて行われます、料金は、ACLSの場合万単位で、ICLSは5000円程度、施設によれば無料です。
個人的にはICLS受講後、ACLSを受講されることをオススメします。目的によって、受講されるコースは違うと思いますので、
詳しくは日本救急医学会やアメリカ心臓協会(日本ACLS協会)のホームページをご覧ください!
ACLSは2年の有効期限があります
お名前:匿名さん
ACLSもICLSも心停止における動作という点ではあまり変わりはないと思います。ACLSはICLSを拡張させた(ICLSはACLSの基礎)もので、ACLSは心停止だけではなく脳卒中についての項目が入ったくらいの感じです。
心停止後の動作を勉強したいということであればACLSでもICLSでもどちらでも良いと思いますが、ACLSは2年の有効期限があります。一方ICLSは1回合格するとず~っと有効です。
個人的にはACLSの方が定期的に取得をすることを要求されますのでお勧めします。要求といっても本人が拒否すればそれまでですが、とりあえずはどちらでも良いので受講なさってみてください。
ICLSの方が受講費用が安い
お名前:匿名さん
私は胸部外科病棟と循環器内科病棟に勤務してました。受講は構わないと思いますが、資格に拘らなければ ICLSのほうが良いかと。金額が安いですし、ACLSにお金を費やす気持ちなら3~4回ICLS受講できますから。こういうのは、1回受講だけで満足せずに継続が大切ですからね。