看護師さんの感動エピソード特集です。
看護師さんに送っていただいた感動エピソードを紹介します。どれもすばらしいお話でとても感動しました!ありがとうございました。
少しで申し訳ないですがご紹介いたします。
「笑顔が素敵。あんたには頼みやすい」
こんにちは。いつも楽しく読んでいます。
私は、何か貰う事はありませんでしたが、患者さんに言われて感動したというか嬉しかった事がいくつかあります。
私が新人の頃でしたが、毎日毎日先輩に怒られまくっていて、いつ辞めようかと思っていたとき、ある患者さんのオムツ交換に入った時に、「○○さん、オムツ交換しますよ」と声をかけると「あんたの声、いい声してるなぁ」 と言われました。
別の患者さんには、「笑顔が素敵。あんたには頼みやすい」と言われたことがあります。毎日怒られていたので、そういった一言が嬉しかったです。(匿名希望)
人と人との温もりはどんな薬にも勝る
学生だった頃の話ですが、実習で胃癌予後半年の患者さんを受け持たせていただきました。
本人や家族へは告知済みで、疼痛コントロー ルのための入院でした。みぞおちの痛みを訴えたとき、お腹に手を置き擦っていると「あんたの手あたたかいな。痛みが少し楽になったよ」と涙ぐまれ言ってくれました。
このことをきっかけに、たくさんの痛み止や薬はあるけれど、人と人との温もりはどんな薬にも勝るのではないかと感じました。
そして今看護師となり 5年たちますが、傾聴するときや不安を訴えられた時は患者さんに手をそえて関わるようにしてます。(トミィ)
私の宝物
看護師になってすぐのころ、受け持ちの患者さんにキーホルダーをもらった。旅行に行ったときにわざわざ買ってきてくれたものだ。
患者さんにプレゼントをもらうなんて初めてだったからすごく嬉しかった。がんばろうと思ったし、患者さんのために一生懸命看護した。
でも、半年後にその人は天国へ旅立った。
このキーホルダーは、私にとって初心を思い出させてくれる大切なもの。今は指導する立場になったけど、この時の経験が今の私を作ってると思う。(看護師の嫁)
忘れられない妻への思い
男性の認知症の方はかならず奥さまの名前を叫ぶ。
娘や息子が毎日来ても 「どちらさま?」
でも自分の妻だけは忘れない。
そして、家に帰りたい、家族を守りたい。
認知症が進めば進むほど、ご家族の受け入れが厳しく、本人は帰りたい帰りたいと涙を流す。
それぞれの家庭の事情だが、帰れるタイミングを見つける、すぐ知らせる。
それが私にできること。(Tさん)
患者の旦那さんが倒れて・・
私が担当した方。初めての入院は骨折。2回目の入院は、抜釘。
2回目の入院の時に、お手紙とハンカチをいただきました。入院の時に、わざわざ書いてきてくれました。
手術当日の夜は、たまたま私が夜勤。
そんな中、患者の旦那さんが倒れたと連絡が来ました。旦那さんはそのまま帰らぬ人となってしまいました。前日も、その旦那さんは私に「また、世話になるね。よろしく」と手を振っていったのです。
手術当日でしたが主治医も察してくれ、当日外泊の許可が出ました。普通はありえません。日付の変わる頃、遠方の息子さんが迎えに来てくれ患者さんに外出してもらいました。
本当は患者様からいただきものなんて、禁じられているのですが、なんというか…返せずに、師長にも話をして、今でも大切に使っています。手紙も大切に保管しています。(hanaさん)
泣けます。。
看護師さんこれからもがんばってください!