看護師が採血や点滴で苦労するのが血管が細くて見えない患者の対処らしい。
特にお年寄りの患者などは血管がほとんど見えないので、圧迫しても血管が出てこずなかなか採れない(針を刺せない)という。
僕は「そうなんだ」と思いながらファミレスで嫁の話を聞いていた。
細い血管をとったどー!
仕事帰りにココスで食事をしていると嫁が今日の出来事を話してくれた。
「今日点滴のヘルプに呼ばれてさー」
「うむ」
「患者さんの血管が全然見えなくてね。点滴刺すのにみんな苦労してたらしいの。それで呼ばれて行ったんだけど、割と簡単に採っちゃった♪」
「すごいじゃん」
嫁は点滴や採血が割と上手いらしくいつも嬉しそうに報告してくる。こういう素直な嫁はとても好きだ。いくらでも聞いていたい。
患者との手の相性
「私その患者さんと相性がいいみたい。『この前も点滴が入らないから、○○さん(嫁の名前)休みだけど電話して呼んでもらおうかと思った』って言ってたし」
「注射に相性なんてあるの?」
「あるよー」
嫁によると、採血や点滴には手の相性もあるとのこと。
新人看護師が楽に採れる患者をベテランが採れないこともあるという。ふーむ、素人にはよくわからんが自分が得意な手の感じがあるんだろうな。
どこの血管を採ったのか
「で、結局どこの血管に刺したの?」
「指の血管。ここよ、ここ」
こんな指のほっそーい血管に刺したら痛そうだな・・
嫁に聞くとやっぱり痛いらしい。。
何もこんなところに刺さなくてもと思うのだが、ここは血管が採りにくい患者のときによく使うそうだ。いやーおそろしい!
僕は血管が浮き出ていてよかった。