看護師の嫁が風邪引いた。
確かに最近ちょっと寒かったからな。いったいどんな症状なのか?
これは嫁が風邪を引いて治るまでの記録である。
風邪1日目
仕事が終わった嫁が「なんか熱出そう」と言い出した。おいおい大丈夫かよ!嫁はあまり風邪を引かないから心配になってしまうのである。
晩ごはんは雑炊にした。
嫁はおいしいと言って全部食べた。
ビタミン補給にパイン。
さらに薬を出して飲ませる。
20時ごろ早々に床に就く嫁。
湯たんぽを用意してやり布団をかけて寝かせた。
風邪2日目
仕事が終わった嫁が「頭いたいー」とメールしてきた。いかんなー大丈夫かな?嫁が2日も風邪が治らないなんてあんまりないんだよな。ちょっと心配。
何が食べたいか聞くと「雑炊で」と言うので今日も雑炊を作る。
ペロリと食べた。
うーむ食欲はあるんだな。
嫌がる嫁に無理やり薬を飲ませる。
プリンを出したら喜んだ。
ポカリも買っておいた。
そして今日も20時には床に就く嫁。
すると寝室から「寒いよーしんどいよー」という弱々しい声が。
様子を見に行き、布団をかけ湯たんぽを入れてやる。
嫁は布団からちょっとだけ顔を出し「…ありがとう♡」と言って笑顔を見せた。
うーむ笑顔はいいんだが、どうもいたずらっぽいな。
なんかニヤニヤしてるし…
もしかして風邪治ってる?
「お前…本当に風邪なんだろうな?」
「ケホケホ…」
演技入りました。
どうやら風邪はほとんど治っていて、ただ甘えたいだけの様子。
まあいいか今日は特別だ。
風邪3日目
昨日の様子だともう大丈夫だとは思うが、一応仕事が終わった嫁に調子を聞いてみた。
「具合はどう?」
「もう治ったかな。ありがとね!」
「良かった」
「あーあもっと調子悪くなって仕事休みたかったな~。日勤の間だけしんどくて損した気分だよ」
「何言ってんだ。よかったじゃねーか」
こうして嫁の風邪は治ったのであった。
★ ★
看護師も風邪を引きます。いつもとは逆の立場で精一杯看病してあげましょう。