看護師と看護士と看護婦は何が違うのか。正式名称はどれなのか。
嫁がまだ彼女だったころ「看護婦ってさー」と話しかけたら「看護婦じゃなくて"看護師"だよぉ」と、やんわり指摘されたことを思い出す。
看護師ってこれ言いたくなるのかな?当時は「ああ、うん、そうね・・」と思ったけど、正しい言葉を知らないのは恥ずかしいことなので言われて良かったと思う。
僕の嫁は看護師ですヽ(゚∀゚)ノ
看護師と看護士と看護婦の違い
以前は男性を看護士、女性を看護婦と呼んでいたが、2002年の法改正で看護師に統一された。現在は男女区別なく看護師と呼ぶのが正しい。ブログ読者の方には「常識ですけど何か?」って言われそうだけど。( ;´Д`)
平成14年(2002)3月施行の「保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律」により、それまで使用されていた「看護婦(女性)」「看護士(男性)」から、男女の区別のない現名称へと変更された。また同法では「准看護婦」から「准看護師」、「保健婦」から「保健師」、「助産婦」から「助産師」への変更も規定されている。(デジタル大辞泉)
まあ、ようするにこういうことである。↓
実際はどう呼ばれているの?
嫁によると、年配の患者さんや医者には、いまだに「看護婦さん」と呼ばれるそうだ。それについてどう思うのか聞いてみた。
「おじいちゃんには『看護婦さんよーい』って呼ばれるね」
「ふーん。そういうときに『看護師だよぉ』って言うの?」
「言わない言わないw 別に慣れてるから気にならないし。それに自分でも看護婦って言うときあるもん」
「ふーん」
どうやらこれが現状らしい。年配世代には、長い間使用してきた看護婦の呼び方を変えるのは難しいようだ。
なお法律上、行政上の名称変更であり、「看護婦」という慣用的な呼称の使用を、一般市民生活の場において制限されるものではない(女性警察官を「婦警」と呼ぶように)。(ウィキペディア)
もっとも違和感を覚えたのは「師長」
看護婦が看護師になったことで、当然ながら看護婦長も看護師長になった。嫁(当時彼女)との会話でも「師長さんがさー」という言葉が出てくるが、当時の僕はなかなか慣れなかった。
結婚式の準備をしてた頃の会話
「ねー、結婚式に師長が来てくれるって!」
「えっ!市長が来んの!?」
「やっぱ上司だし。嬉しいよね」
「(あぁ看護師長のことか・・)良かったな!」
恥ずかしながらホントの話である。
看護師の呼び方今回のまとめ
- 男女ともに看護師が正しい
- おじいちゃんには看護婦と呼ばれる
- 僕的に"師長"は違和感があった
呼び方は自由かもしれないけど、正しくは「看護師」ということですね。いやー今回は勉強になった。(僕だけ)