看護師の嫁は車好きである。
ドライブしていると「新しいアテンザかっこいいなー」とか、「そういえばN BOXリコールになったらしいよ」などと見かけた車のことを話してくる。
女性にしては珍しいほどの車好きなのだ。
趣味が合うと楽しい
嫁が車好きだと、ドライブで話題が尽きない。「おっ、あの車なにー?」とか「やっぱRX-7はかっこいいね」など目に入る車が全部会話のネタになる。僕も車は好きだしお互いにどんどんのっていける。嫁が好きな車はRX-7とスープラ。お尻の形状が好みらしく、僕と全くの同意見。やはり趣味が合うと楽しい。
最初のころは、僕の車トークにしっかりついてくるのに驚いた。「看護師ってみんな車好き?」と思ったこともあったけど・・まあ関係ないだろうな。
ドライブしながらの車の話題は盛り上がる
嫁は運転が苦手
車自体は大好きな嫁だが、いかんせん運転テクニックはゼロである。ハンドルを握ったら前進あるのみ!最初のころは隣に乗るのも怖かったほどである。
嫁が車の運転で苦手なこと
- 坂道発進
- 狭い道
- 車庫入れ、縦列駐車
- 車線変更、追い越し
- 信号停止で一番前になること
- 右折レーンで一番前になること
- 後ろに車が並ぶこと
ほぼ全部である。
こんな嫁だが、人がいない道で特訓してあげたのでなんとか乗れるようになった。
特に坂道発進は大の苦手
嫁は坂道発進が大の苦手である。坂道で停車しようものならすぐにパニックを起こす。マイカーがマニュアル車なので、嫁にとっては非常に運転しづらいようだ。
「なんなんこの信号!こんな坂道に作るなよ!バカじゃないの?」
「いや、うん。まあ坂と言うほどでもないけど・・」
「いやいや!ここは気合入れていかなきゃ。ギギッ!」
ほんのわずかな傾斜角度でも、きっちりハンドブレーキを引く嫁であった。
車に乗ると性格が変わる
普段は人の悪口をあまり言わない嫁だが、車に乗った途端に態度が悪くなる。ある日、峠をドライブしていると前方をアウディが走っていた。ノロノロ運転で車が詰まっている。
「おっそ。下手クソのくせにアウディなんか乗ってんじゃねーよ」
「ほんとだなー(自分のことを棚に上げてよく言うよ・・)」
「アウディが泣くわ。自転車に乗ればいいのに。ねえ?」
「そ、そうだね・・・」
嫁は車に乗ると平気でこういう発言をする。性格変わってるし普段の嫁からは考えられないが、もしかしてストレス発散場所にしているのだろうか?看護師はストレスのたまる職業だし。
現在の嫁
下手くそだけど運転するのが大好きだった看護師の嫁。
現在は助手席専門の車好きに昇格し、どんな遠出でも運転を代ってくれることはなくなった。だがそれでいい。隣にいてブーブー言っててくれれば僕は幸せなのである。
(´∀`)