「伝え方が9割」という本を読んだ。
人生は小さなことから大きなことまで伝え方で変わる。
人生の重要なシーンで成否を分けることなのに、誰も鍛えていない。
導入部分を読むだけでワクワクが止らないんだが。もしかしてすごい本に出会ったか?先を読むのが楽しみで仕方がない!
「伝え方が9割」 著:佐々木圭一
「ノー」を「イエス」に変える、お願いコトバの作り方
著者によると人は1日に平均で22回もお願いをしているらしい。そのお願いの成功率を上げる方法がこれだ。
- 自分の頭の中をそのままコトバにしない
- 相手の頭の中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いを作る
例えば好きな子をデートに誘うのに「デートに行きませんか?」と直接的に言わないこと。パスタが大好きな子なら「すっごく美味しいパスタの店を見つけたんだけど一緒に行ってくれないかな?」と、相手にメリットのあることを言えば成功率はアップする。
ではどうやって相手に響くお願いのコトバを作るか。それには7つの切り口がある。
1.相手の好きなこと
求めることをストレートに言うのではなく、「相手の好きなこと」からつくることにより、お願いを相手のメリットに変える。
×「4分ほどお待ちください」
〇「できたてをご用意いたします。4分ほどお待ちいただけますか?」
2.嫌いなこと回避
相手の嫌いなことを指摘し、だったらこっちのやらないほうを選びましょう、という言い方。
×「芝生に入らないで」
〇「芝生に入ると農薬の匂いがつきます」
3.選択の自由
相手の好きな事を2つ以上並べてイエスを取りやすくする方法。
×「デートしてください」
〇「驚くほどうまいパスタの店と、石釡フォカッチャの店どちらがいい?」
4.認められたい欲
認められたい欲求を満たしてあげる言い方。
×「残業お願いできる?」
〇「君の企画書が刺さるんだよ。お願いできないかな?」
5.あなた限定
人はあなた限定に弱い。
×「自治会のミーティングに来てください」
〇「他の人が来なくても、斉藤さんだけは来てほしいんです」
6.チームワーク化
お願いを相手任せにするのではなく、「いっしょにやりましょう」と自分と相手をチームワーク化する。
×「勉強しなさい」
〇「一緒に勉強しよう」
7.感謝
「ありがとう」と感謝を伝えられると、ノーとは言いにくいことを利用した言い方。
×「領収書を落としてください」
〇「いつもありがとうございます。領収書お願いできますか」
ここまでで約半分。なるほどと思ったけど、正直なところ最初ほどの衝撃はなくなった。これまでにも聞いたことのある内容だったからだ。
でも実践することが重要。
看護師も伝え方って必要かな。嫁にも教えてやろう。
「伝え方が9割」の感想続き…強い言葉を作る5つの技術に続きます。
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