激務は人生を幸せにする?
チュートリアルのお笑いDVDを探してamazonを見ていると、看護師の嫁が横から「私も買いたい本があるんだけど」と言ってきた。
激務は人生を幸せにするという本
めずらしい。嫁はあんまりネットで買い物をしない。というか嫁はネットをあまり見ない。スマホでちょこちょこ見るぐらいだ。そんな看護師の嫁がわざわざネットで買いたい本って一体何だ?
「“激務は人生を幸せにする”…っていう本なんだけど」
おいおい!なんて本だよ。それでなくても看護師として働き過ぎなのにそれを正当化するような本を買うなよ。激務は減らそうよ。せめて「ほどよい激務は人生を幸せにする」ならわかるけど。
仕方なくポチ。
3日後に本が届いた。
やれやれ。これ以上働こうと言うのかね…。
パラパラ見てみたが若き日のナイチンゲールのエピソードをもとに、看護師としての考え方・働き方のようなものが書いてあった。専門書というよりは啓発書のような感じ。
まあ内容は僕には関係ない。
問題はタイトルである。
“激務は人生を幸せにする”というタイトルが気に入らない。
著者によると“激務を強いられることを推奨するのではなくむしろ反対。自ら激務だと思う職場に身を置いて働く時間も必要ではないか”という意味らしい。能動的に仕事をしろってことか。しかもあえて忙しい環境で働けと…。
ようするに激務を強いられるのではなく、自分から激務に飛び込めってこったな。でもいつもいつもじゃなくて、人生にはそういう時間も必要だよっていうニュアンスで。
嫁はこれを看護師長に読むように言われたらしい。だからてっきり、
看護師長 「お前らこれから激務を強いるから覚悟しとけよ!」
という意味だと思ったんだが、必ずしもそうとは限らないかも知れないな。ちなみにあくまでタイトルの話ね。内容は激務のことはほとんど書かれていないので念のため。
でも僕としてはそんなことどうでもいい。
毎日健康でいてほしい。仕事に疲れて体を壊さないでほしい。心を痛めないでほしい。毎日笑顔でいてほしい。
何が言いたいのかわからない文章になってしまったけど、それだけです。
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激務は人生を幸せにする ナイチンゲール病院経営学 松村 啓史 メディカ出版 |