ボディメカニクスという言葉を聞いたことがあるだろうか。
ある日、看護師の嫁がソファで寝ていた僕を起こしてくれたんだが、その手際の鮮やかさに驚いてしまった。ほとんど力を入れないでスッと起き上れてしまったのである。
ボディメカニクスは介護技術
嫁によるとボディメカニクスという介護技術を使ったらしい。看護師と患者の双方が楽に動作ができる方法とのこと。これにはなかなか驚き、看護業界の研究はマジでやってるんだなとすっかり感心した。
うーむ、すごい!ここまでプロフェッショナルな仕事をしているとは知らなかった。看護師のすごさをまたひとつ知ってしまった。まさに体全体で仕事をしている!!
患者と密着
しかしなあ。旦那としてはちょっといい気がしない。
「体を密着させ過ぎじゃね?」
ほとんど「恋人が抱き合う」ような格好ではないか!
ぐぬぬ・・・!
まあこれも看護師を嫁にもらった旦那の定めか。こんなことで嫉妬していてはだめだな。自分に言い聞かせよう。
これは仕事だ。そう仕事仕事。仕事なんだああああっ!うおおおおおおおおおおおおおおおおーーー!
※ ウィキペディアによると、「ボディメカニクスとは、人間の運動機能である骨・関節・筋肉等の相互関係の総称、あるいは力学的相互関係を活用した介護技術のこと」とある。
※ 「ボディメカニクスを有効に活用することで、対象や看護師の動きに伴う負担を軽減し、双方にとって安全かつ安楽な動作が可能になります」とある。