看護師の嫁は物事を推理する力がある。
うちの嫁(看護師)は休日にカフェに行って本を読むのが大好きである。仮にこの二つを切り離してカフェだけも好きだし、読書だけでも好きだ。そこで推理小説を読んでいるのだがどうやらそこで推理力を鍛えているらしい。
推理小説が大好き
読む本はかなり偏っていておもに推理小説ばかり読む。そして読むのがすごく早い。次々新しい小説を読む。漫画でもあっという間に読み終わる。(僕の愛読書「君のいる町」の最新刊を読ませても2分ぐらいで読んでしまう)そして、速読なのに犯人をちゃんと推理しながら読んでいるのである。
「推理小説は想像力の訓練になるから看護師にいいよ」
2時間ドラマの殺人事件ものが好き
推理小説で鍛えた嫁の推理力は2時間ドラマでも発揮される。始まって30分もすれば犯人を言い当てるのである。怪しいやつがなんとなくわかるらしい。しかもかなりの確率で当たるからすごい。
推理力は私生活でも役立つ
鍛え上げられた推理力は想像力となって普段の生活でも発揮される。まず僕の行動は先読みされる。行動も筒抜けで、ちょっとパチンコに行くと即座にばれる。また、エロサイトを見ていると嫁がいきなり帰ってきたのであわてて玄関に出迎えると、「なに?どうしたの。何かやましいことがあるの?」と言ってくる。
「んー?エロサイト見てたんでしょ?」
このほかにもいっぱいある。僕がちょっと動きが止まったり、悩んでいるように見えると「〇〇なんでしょ」と言い当ててくる。まったく嫁は恐るべき力を身に着けている。看護師はみんなそうなんだろうか。
クイズにも強い
さらにクイズにも強い。TVのクイズ番組を一緒に見てるとすごい正解率である。アタック25でもいい勝負が出来そうな気がする。今度ゲーセンでクイズゲームを一緒にやりたい。
心配し過ぎるというデメリット
このように嫁は推理小説を読むことで推理力・想像力を鍛えているわけだが、これにはデメリットもある。想像力が強すぎるために考えなくてもいいことまで考えてしまうのである。
車で走ってて前方に大型トラックがいると、「あのトラックの荷物が落ちてきて、あーなってこーなったらどうする?」と心配する。あと高速のトンネル内で「トンネルの壁が迫ってきてぶつかったらどうする?」と言ってくる。心配性ともいえる。それでも付き合ったころよりはだいぶ減ったと思うけどね。
「想像力を鍛えることで看護師として、人の危険をいち早く察知できるよう訓練してるの」
看護師は本当にすごい。
・・・
さて、嫁が今読んでいるのは「タスクフォース/門田泰明」という企業ものの推理小説だ。嫁によると「これはかなり面白い!」と言っていた。あんまりそういうことを言わない人なので本当に面白いのかもしれない。今度貸してもらう。
まあいろいろ書きましたが、うちの嫁は読書芸人じゃなくて、「読書看護師」ということでw